バカな人とアホな人は同じですが、反対を頭のいい人と思っているのは間違いです。
馬鹿の意味と反対語がわかると、仕事ができない人とできる人を見分けられるだけでなく、馬鹿の治し方が意外と簡単なことに気づきます。
馬鹿を治すには、勉強や仕事に励み非常識な言動を避け利口な人と付き合うだけです。意外と簡単ですよね。
馬鹿と利口の意味を調べると、下記のように馬鹿の反対語は利口、利口の反対語は馬鹿となっています。
馬鹿とは
1 知能が劣り愚かなこと。また、その人や、そのさま。人をののしっていうときにも用いる。あほう。⇔利口。
2 社会的な常識にひどく欠けていること。また、その人。
3 つまらないこと。無益なこと。また、そのさま。
4 度が過ぎること。程度が並はずれていること。また、そのさま。利口とは
1 頭がよいこと。賢いこと。また、そのさま。利発。⇔馬鹿(ばか)。
2 要領よく抜け目のないこと。また、そのさま。
言葉の意味を知ると、バカな人とアホな人の反対は利口な人だとわかります。
目次
馬鹿な人と利口な人の特徴と違い
先に読んでもらった言葉の意味から、仕事ができない人とできる人の違いがわかります。馬鹿な人と利口な人の違いと、仕事ができない人とできる人の違いは共通しています。
仕事ができない人は、馬鹿な人になります。仕事ができない人の特徴は、“頭が悪いこと、愚かなこと、要領が悪く手間暇のかかること”です。
仕事ができる人は、利口な人になります。仕事ができる人の特徴は、“頭がよいこと、賢いこと、要領よく抜け目のないこと”です。
馬鹿な人と利口な人の特徴と違いから、仕事ができない人とできる人の特徴と違いがわかりました。
次は、仕事ができない人とできる人の見分け方です。
仕事ができない人とできる人の見分け方
先の特徴と違いから、仕事ができない人は、話を聞かない(仕事を理解していない)、仕事が遅くミスが多い、段取りが悪い(根回しが下手)…などの行動を連想できます。
仕事ができる人は、話を聞く(仕事を理解している)、仕事が早くミスが少ない、段取りがよい(根回しが上手い)…などの行動を連想できます。この行動より、即座には判断できないことがわかります。
流れから考えると、早ければ話の段階で、話を聞かない人か話を聞く人かわかります。その時点で、仕事ができない人とできる人を見分けることができます。
難しい場合は、仕事を理解しているか、いくつか質問してみることです。
見分けるには、打ち合わせをして簡単な仕事を任せることが必要です。
人を見誤らないために必要なこと
新人や経験の浅い人は、仕事ができない人に該当すると思います。新人や経験の浅い人の場合は、最初の“話を聞かない(仕事を理解していない) or 話を聞く(仕事を理解している)”に注目してください。
ただし、仕事の話は簡潔にわかりやすく伝えなければ、理解に苦しみます。この場合は、伝え方が悪いと考えられるので、相手を仕事ができない人と判断するのは早計です。
指導する人が、仕事ができない人の場合、相手が話を理解できないのは当然です。また間違った指導で、仕事を依頼するとミスも必然的に多くなることも考えられます。
仕事ができない人と思ったら、指導している人にも注意して、自らを省みることも必要です。
一緒に仕事をしないと見抜けない
特徴や見分け方に納得している人は、一緒に仕事をした経験から見分けている人だと思います。細かい特徴などをあげていけば、まだまだあると思います。
しかし、一緒に仕事をしていない人を見分けるのは困難です。理由は、相手の細かいところまでわからないからです。わかるのは上辺だけで、表面的なことくらいです。
この場合、裏で誰かに手伝ってもらいイイとこ取りする人を見抜けません。ほかにも悪いことを他人のせいにする人、ミスを口でごまかす人…など、外面がいい人は見抜けないため、正確な判断は困難です。
裏を知らずに、表ばかりで判断して「アイツは仕事ができる」と、誤った評価をする人もいます。誤った評価をすると、本当に仕事のできる人は苦しむことになります。
一緒に仕事をしていない人を、上辺だけで判断するのはやめておきましょう。
仕事ができない人は育ててみる
“この人、仕事ができないな”と、判断できた場合は、何が悪くて、そう思ったのでしょうか?
話を聞かない、仕事を理解していない、仕事が遅い、ミスが多い、段取りが悪い、根回しが下手…と、先に特徴をあげましたが、どれに該当しているかを考えてください。
それを改善できれば、仕事ができない人に該当しなくなります。仕事ができないからと言って、馬鹿にしたり、貶したりするのは人間性を疑われることになります。
仕事ができない人と出会ったら、それを機会として育ててみることも大事です。上手くいけば、あなたは相手から信頼をえることができます。無理な場合は、周囲の人と一緒に育てましょう。
コミュニケーションが不足して、悪いところを改善できずにいる人もいます。
仕事ができない人に該当するのは、コミュニケーション不足が原因の場合もあります。
教えても仕事ができない人は向いていない
教えても仕事ができない人は、配置転換だけでなく転職も視野に入れておくほうがよいと思います。転職をすすめるわけではありませんが、転職で自分に合った仕事と出会う可能性は、0ではありません。
自分で仕事ができないと感じていれば、それは仕事が合っていないのかもしれません。転職をして、向いている仕事に就いた場合、仕事ができる人になれるわけですから、転職も悪くはありません。
自分の仕事を天職と言う人もいるので、自分に向いている仕事を探すなら、選り好みせず、何でも挑戦してみることです。できない仕事をするよりも、天職に就いて、できる仕事をしたほうが、自分にとって、よいと思いませんか?
自分で仕事ができないと感じたら、転職を考えることも大事だと思います。
人をつぶし会社もつぶす人間
仕事ができる人は、組織にいると悪い事に巻き込まれることがあります。成果を横取りされたり、嫉妬されてハラスメントを受けるなど、これらの行為によって、つぶされる人もいます。
会社に長く勤めている人は、組織に人をつぶす人間がいることを知っていると思います。それが、ひいては会社をつぶすことになっていきます。人をつぶし会社もつぶす人間については専門書を読んでください。
“1.成長意識を忘れない2.巻き込まれ力を高める3.おもしろがり力で近寄ってみる4.常に感謝の気持ちを忘れない”この4つの気持ちを忘れた人間がどのようになってしまうのか…あなたの隣にいるだけでなく、あなた自身がなってしまうかもしれない…仕事ができる人をつぶし会社もつぶす人間のことや対応策をわかりやすく説明している。
私たちも、いつ被害者になるか、また加害者になるかわかりません。
専門書にある4つの気持ちを持って、仕事に取組み、人をつぶし会社もつぶす人間にならないようにしましょう。
まとめ
馬鹿な人と利口な人の特徴と違いから、仕事ができない人とできる人の見分け方がわかりました。見誤らないために必要なことは、一緒に仕事をすることでした。
また相手の仕事のやり方(真相)がわからないと、誤った判断をしてしまい、仕事のできる人を苦しめることもわかりました。仕事のできない人に気づいたら、悪いところを改善して育てることも大事でした。
仕事のできない人を馬鹿にしたり貶したりすると人間性が疑われるため、育てて信頼を得る機会に変えることも大事でした。
社会には人をつぶし会社もつぶす人間がいるため、表面的なところよりも裏側に目を配る必要がありました。あとは自己欺瞞が危ないので、下記もあわせて読んでください。