自己欺瞞-自分を正当化する人の心理-箱から脱出する方法

見る目を養う

言い訳ばかりする人の中には、なぜか被害者面で「相手のせいでこうなった」(自分は悪くない)と、悪口と非難の嵐を巻き起こしながら自分を正当化する人がいます。

相手が悪く自分が正しいことを認めなければ、奇声や大声を発し怒りにまかせて物を破壊…暴力をふるい血の雨が降ることもあります。

なぜ、そのようなことが起きるのか?

なぜ、そこまでする必要があるのか?

相手からあびせられる言葉や行動には疑問ばかりが浮かびますが、自分を正当化する人は自己欺瞞に陥っていると考えられます。

自己欺瞞とは何か、自分を正当化する人の心理

自己欺瞞とは何か、どのような人が陥るのか、陥った人はどうなるのか、自己欺瞞から脱出する方法まで紹介していきます。

自分を正当化する人の心理を自己欺瞞といいます。詳しくは以下の意味を読んでください。

自己欺瞞(じこぎまん)
自分で自分の心をあざむくこと。自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化すること。自欺(じき)

この自己欺瞞に陥ると良心が痛むこともわかりますが、本心に反してまで無理に正当化することとは、自分が「正しいこと」と思い込んでしまうようなことです。

たとえば、仕事で「こうしないといけない」と思っていること、相手のために「こうしたほうがいい」と思っていることなどがあります。これらのことは、違うことをやってみたり、相手に尋ねない限りはわかりません。

このような思い込みが、自己欺瞞へとつながっていきます。

次は、どのような人が自己欺瞞に陥るのかを知るために、あなたの心が痛んだ出来事を思い出しながら読んでください。

自己欺瞞はどのような人が陥るのか

あなたは、ほかの人をひどくとっちめたり軽蔑したり、のらくらぶりや無能さをさげすんだり、耳ざわりのいいことを言って丸め込もうとしたり、誘導したり…おとしめたことはありませんか?

その時、自分の良心は痛みませんでしたか?これまで生きてきて『我慢』したことがあると思います。その時、あなたは本心に従っていると感じていたでしょうか?

これまでのことを思い出すと、自分の良心や本心に反しているのを知りながら、それを自分に対して無理に正当化したことがあったはずです。

その思い出が、自己欺瞞に陥っている証拠ですが、どのような人が陥るのかについては、誰でもです。誰でも自己欺瞞に陥ります。

自己欺瞞に陥った人はどうなるのか

自己欺瞞に陥ると、周りの人に迷惑をかけたり、問題を起こすようになります。そして自分が問題を抱えていることに対して、無自覚な人間(自覚のない人)になります。

言い訳ばかりしている人は周りに迷惑をかけますが、ほかの人を悪者に仕立てることで、自分が問題であることに無自覚になっています。言い訳ばかりしている人は、自分で問題を解決できなくなります。

周りの人をおとしめると、新たな問題が引き起こされ、周りは迷惑をかけられます。おとしめた人が問題なのですが、自己欺瞞に陥ると、自分が問題であることに無自覚なため解決できません。

自己欺瞞に陥った人は“無自覚な人間(自覚のない人)=まったく何もみえていない状態の人間”になります。この状態を「箱に中に入っている」というそうです。

自己欺瞞から脱出する方法

自己欺瞞から脱出する方法については、専門書を紹介するので読んでください。

「箱」について知っておくべきこと※専門書より抜粋

・自分への裏切りは自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく。

・箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる。

・自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかには、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている。

・他の人々に抵抗をやめたとき、箱の外に出ることができる。

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必要とされる人になるためにも、専門書を読んで仕事、人間関係、家庭生活における問題と自己欺瞞の関係も理解しておきましょう。

仕事、人間関係、家庭生活における問題と自己欺瞞の関係

紹介した専門書を読むと自己欺瞞の例もありますが、仕事、人間関係、家庭生活における問題と自己欺瞞の関係がわかります。

自己欺瞞に陥ると人間関係において、公正な判断ができなくなるなどの問題から、カヤの外に出されたり、問題を大きくして、組織や家庭を崩壊させることも考えられます。

仕事、人間関係、家庭生活における問題とは、大小さまざまな問題がありますが、複雑に絡み合い、やっかいな問題へと発展していくこともあります。

自分が問題を引き起こしている諜報人になっていることに、気付かないのも自己欺瞞の特徴ですが、陥ってしまうと必要とされない人になってしまいます。

このように大変恐ろしい自己欺瞞ですが、専門書を読みながら自分を見つめていくと、陥らない方法なとがわかるようになります。

まとめ

自己欺瞞は、誰でも陥るものでした。陥ると“無自覚な人間=まったく何もみえていない状態の人間”になることがわかりました。

ここでもう一度、周りを見渡してみてください…職場、家族、友人など人間関係は大丈夫ですか?問題があるなら、あなたが問題を引き起している張本人かもしれません。

問題がなければカヤの外に出されているだけで、自己欺瞞に陥っていることすら気づいてないのかもしれません。これが自己欺瞞の大きな問題でした。

「箱に中に入っている」と成功できないばかりか、イジメ、ハラスメント、周りの人たちが退職するなどの問題も招きます。

必要とされる人になるためにも、専門書を読んで、仕事、人間関係、家庭生活における問題と自己欺瞞の関係も理解することをお勧めします。