「自分の生き方が分からない…」「人生の生き方が分からない…」と、悩むのは満たされていないからではないでしょうか?
ネットで検索すると“生き方が分からない人(悩んでいる人)”が多いことに驚きます。
また「生き方が分からない」と、書いてあるブログを読むと悩み過ぎている印象を受けます。
物事を考えると頭の中でグルグルと回ってしまい、答えがでなくなるのかも知れません。
そうならないように要領よく生きる生き方について書いてみることにしました。では、少しの時間お付き合い下さい。
目次
要領よく生きる生き方
わからないことで悩み続けていると病気(うつ病など)になるので、もう少し“要領よく生きる”ことを考えたほうがいいと思います。悩みを放置しておくと迷いがうまれます。
このままでいいのか…真面目に働いているのがバカみたい…と、どんどん深みにはまっていく人もいます。無気力な状態におちいり、深刻な悩みになることもあります。
“要領よく生きる”とは、物事をうまく処理して生きることです。悪知恵が働く(ずる賢い)人をイメージすることもあります。
その悪いイメージを捨てれば、“要領がいい=知恵が働く”だとわかります。
要領がいいとは(大辞林 第三版の解説)
①物事をうまく処理する方法を心得ている。手際がいい。
②巧みに立ち回るすべを心得ている。
つまり、“要領よく生きる”とは“知恵を働かせて生きる”ことです。
そのために知っておきたいことが、知識と知恵の違いです。
知識と知恵の違い
知識と知恵の違いについては、下記の言葉の意味を読んでください。
知識とは(大辞林 第三版の解説)
知ること。認識・理解すること。また、ある事柄などについて、知っている内容。知恵とは(デジタル大辞泉)
物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。
このように知識と知恵は違います。
次は、知恵のつけ方についてです。
知恵は経験を通じて得られる
知識は物事を把握、認識、理解する考える力です。
社会人になっても本を読む人もいますが、多くの人は学生のときに教科書で様々な知識をつけています。社会人になり仕事を通じて知識(考える力)を使い、物事を分別、判断、処理しながら知恵をつけています。
知識と知恵はつけ方も違っていますが、知識を(考える力)使い、経験により得られるものが知恵です。同じようなものに経験知や暗黙知があります。
学生と社会人の話でたとえましたが、私たちは子供の時から本を読み、遊び、実践して経験しながら知恵をつけてきています。
このように子供の頃から知恵のつけ方を知っています。
生きるための目標を持つ
なぜ「生き方がわからない…」などの悩みが出てくるかですが、これは生きるための目標を持っていないからだと思います。
生きるための目標と言っても難しいことではありません。自分が何になりたいか、夢や希望でもいいのです。そこから逆算して、必要なことを設定していけば目標ができていきます。
例えば、医師になりたいのであれば、どこの大学に入って…と、逆算していけば、どこの高校の合格率が高くて…偏差値はどれくらい必要で…など、自分の目標ができていきます。
自分の人生に目標ができれば、「自分の生き方が分からない…」「人生の生き方が分からない…」などの悩みはなくなります。
忙しいと悩まなくなる
仕事でも同じです。
エンジニアなどの専門職になりたい…と思えば、資格が必要ですし、配属の希望などもでてきます。仕事は職種や立場によって目標とするものがあり、キャリア形成も異なります。
その目標によって収入の差も出てきますから、真剣に考えて取り組まなければいけません。身のまわりのことを考えれば、生きるための目標を持つことができます。
そして取り組むことで「生き方がわからない…」など、考えることがなくなります。これは悩んでる時間がなくなると言ったほうがいいのかも知れませんが、目標が出来ると実現するために忙しくなるからです。
悩まなくなるには、集中できることをみつけることが必要だと思います。
要領は人の生き方から学ぶ
悩まないようにするには、知識と知恵をつけて、目標を持てばよいことがわかりました。あとは時間に追われないように要領よく生きることです。要領よく生きるためには、周りの人たちに教えてもらい学ぶことです。
仕事のことなら同僚や先輩、上司に相談することです。そうするうちに要領がわかるようになります。仕事が出来るようになると、任せられるようになるので、あとは自分で工夫しながら要領よく生きるようになっていきます。
1日24時間は平等ですが、悩むか要領よく生きるかで、大きな差が出てきます。
要領は人の生き方から学ぶことができるので、コミュニケーションを図り、よいところを学ぶことが大事です。
哲学から生き方を学ぶ
要領よく生きることを間違うと、横着・横柄な人間になることがあります。
相手に適当な返事をしてしまったり、仕事で手抜きをしたり…と「生き方」が雑になります。これでは要領が悪いのと同じです。
成功している人たちの哲学から生き方を学ぶことが必要になります。これまで話した知恵と哲学には深い関係があるので、下記を読んでください。
ここまできてやっと「そもそも生き方とは…」と、自分の知恵が哲学になることがわかりました。知恵のない状態では答えがでないので、悩むのは時間の無駄だとわかります。
答えが出ずに悩みそうになったら、周りの人に相談するか、関連の専門書を読むなどして、知恵のもととなる知識をつけるようにしましょう。
先人たちの知恵を拝借する
知恵が哲学に通じていることがわかりました。自分で答えを求めるなら、先人たちの知恵を拝借することも大事です。詳しくは専門書を読んでください。
どのような思いで人生を生き抜いてきたのか、そこで学んだ人生のエッセンスは何かをとても丁寧に解説しています。ビジネスのプラクティカルな面よりも、人間としてどのような心構えが大切なのかに重点を置いた内容になっており、人格を磨くことなく成功は為し得ないと説く彼のメッセージは、大変シンプルなだけに多くの人の心に届くはずです。どんなビジネス手法よりも大切なことを本書は教えてくれます。
これで「生き方」が雑になるなど、要領が悪くなることも少なくなると思います。
まとめ
「生き方がわからない…」と、悩んでいる人のブログに触発されて“要領よく生きる生き方”について書いてみました。
知識と知恵の違い、つけ方、目標設定の仕方、要領をえる方法、成功者の哲学から生き方を学ぶなど、要領よく生きるためには大事なことがありました。
一度きりの大切な人生です。ぜひ、専門書を読んで生き方が雑にならないように注意してください。
繰り返しになりますが、悩みそうになったら、周りの人に相談するか、関連の専門書を読むなどして、知恵のもととなる知識をつけるようにしましょう。
最後に、この記事とあわせて読んでもらいたい記事がああります。時間の許す方は下記も読んでください。