仕事、勉強、受験…やる気が出ない、何もやる気がしない、何もできない…など、やる気がない時、何もできない気持ちになる無力感に襲われています。
実は、この無力感はあなたの誤解で、自分でやる気をなくし、できない自分をつくっているだけに過ぎません。
「やる気の出し方」を読んで本当の自分に気付いてください。
やる気スイッチの診断をして、自分が危険な状態にないかも確認してください。やる気が出ない原因が、無理をしてはいけない病気などの可能性もあります。
では、病気の話も交えながら「やる気の出し方」を紹介していきます。
目次
やる気の出し方-やる気スイッチ診断
はじめに、やる気スイッチ診断をしてください。
無理をしてはいけない場合もあるので以下を読んで、自分で確認をお願いします。
本当にあった「やる気スイッチ」!その異常とは?
人間の脳には、やる気を出す時に活発に働く「やる気スイッチ」が本当にありました!
それは、脳にある線条体という部分。
線条体は、目の前の出来事が自分にとって損か得かを予測し、得ならばやる気のスイッチが「オン」に、損なら「オフ」になります。
ところが、ある日突然このスイッチが壊れてしまうことがあるのです。
しかも、そのことに気づかないために、最悪の場合、死に至るケースも。
このようにやる気スイッチが壊れてしまいやる気がでなくなることもあります。
書かれていた症状に心当たりのある場合は、神経内科などを受診するか、脳ドックを受けるなど、一度詳しく検査することをおすすめします。
何もできない自分をつくる無力感を克服する
仕事、勉強、受験…やらなければいけないことが山積みなのに、やる気がでないことがあります。そんな時、何もできない自分がいませんか?
無力感におそわれ、何もしたくなくなっている自分…無力感が何もできない自分をつくる原因ですが、実は誤解によるものだそうです。
無力感を克服することで、何もできない自分からやる気のある自分に戻ることができます。詳しくは以下の記事を読んでください。
無力感の心理~何も出来ない、という“誤解”を解く~
本当に、何も出来ないのでしょうか?僕たちは生まれてから今まで、いつもどこかに「無力な私」を感じているのかもしれません。
このような心理状態に陥り、何もできない自分になっていることもあります。無力感を感じたら、自分が誤解していることに気づきましょう。
そうすることで、無力感を克服して少しずつやる気がでてくると思います。
どうしてもやる気が出なくなるうつ病
やる気が出ない、続かない、集中できない、簡単なミスがいつまでも気になるといった場合、うつ病の可能性があります。
以下に症状の例を引用しておきますので、詳しくは専門サイトをご覧ください。
こんな症状に悩んでいませんか?
・目覚ましよりも早く目が覚める、からだがだるい、新聞を見る気になれない、着替えるのもおっくう、とにかく元気が出ない・やる気が出ない、続かない、集中できない、簡単なミスがいつまでも気になる、どうすればよいのか判断できない、肩凝りや頭痛がとれない、すぐ疲れる、夕方になると気分がよくなるため残業してしまう、飲みに誘われても行きたくない、気がつけばため息ばかりついている
・テレビを見てもつまらない、夕飯のメニューが決まらない、ご飯を食べる気がしない、ベッドに入ってもなかなか眠れない、眠りが浅い
症状に心当たりのある場合は、一度詳しく検査することをおすすめします。
やる気のスイッチを“ON”にする
ここまで読んできて該当していなければ、以下の専門書を読んでください。自分に該当する項目を見つけて、やる気のスイッチを入れてください。
「意欲」と「行動」の因果関係をやさしく解説しつつ普段から実践できる秘密の達成メソッドを紹介します。
人間の脳っていうのは、こんな時こういう風に反応するんだとか、こうすることで、簡単にだまされてくれるんだ、というようなことが簡潔にまとめてあって読み物としても面白いです。
やる気のある自分に出会う
やる気のスイッチを入れようとしても、なかなか入らないこともあります。そんな時に先ほどの専門書とあわせて読んでください。
ずっとやる気を持続できる人はいません。やる気が起きないのは程度の差こそあれ一時的なもの。「やる気」の起きない時、自分を責めがちです。
そんな時のイライラや、落ち込みを解決する対処を紹介。著者のカウンセリングの経験からうまれたノウハウを分かりやすく紹介し、行動に結びつけていきます。無理なく取り組め、必ず心が軽くなる一冊です。
まとめ
やる気が出ない、できない自分の原因が分かったと思います。
無力感を感じた時は誤解している場合もありました。自分が誤解に気づくこで無力感を克服し、自分を取り戻せることがわかりました。
繰り返しになりますが、病気などもわかりました。症状に心当たりのある場合は、一度詳しく検査することをおすすめします。
病気でもないのに自分でやる気を取り戻せない時もあります。そんな時は、専門書を読んで自分のやる気スイッチを正しく入れましょう。
やる気スイッチがなかなか入らない時の専門書もあわせて読むことをおすすめします。仕事でやる気のない人がいると悪影響を及ぼしますので、くれぐれも注意してください。